久しぶりに、読み返した。 「本心」を読了してから、「ある男」を読むと、最後のフレーズ「残りの人生はもう十分なのではないか」で妙につまる。 著者のテーマにおける根底なる部位なのだろうか。 もう十分 幸せとは何か？ どうしたら、もう十分と思えるのか…

関東大震災から100年 おばあちゃんは、草木にしがみついて揺れに耐えたような事を言っていた気がする いずれ再び被災することは分かっているのに、なぜ東京にたくさんの超高層ビルやマンションを建て続けるのだろうか？ 人間は、本能として目先の利益を追う…